ブログ

モバイルテクノロジーは無限に変化し、スマートデバイスは私たちの仕事場に影響を与え続けています。LocknChargeのソリューションとあなたの仕事場や学習環境を形作っているテクノロジーとデバイスにまつわる情報やストーリーをご紹介します。

BYODの課題 ―海外事例からの教訓―

世界中の学校でBYODプログラムが採用されはじめて以来、LocknChargeは多くの学校の意思決定に関わったりサポートしたりできる恵まれた立場にありました。そして私たちの経験によると、学校でBYODプログラムを成功に導くためにはいくつかの重要な鍵があることがわかりました。

BYODプログラムは、導入前にすべてのリスク要因を十分に検討し、資金も確保した上で慎重に実施されれば、生徒と教師の両方にとって素晴らしい結果が得られる可能性があります。しかし、もし不完全な状態で実施されると不満の残る結果となってしまい、ひいては学校が所有・管理する共有端末に逆戻りしてしまうケースも少なくありません。

学校全体でBYODプログラムを実施する前に十分な検討と確認が必要な主な3つの課題点についてご説明いたします。

  1. ワイヤレスインフラストラクチャ: すべての学生が最適な学習体験を得られるのに十分な帯域幅を確保することは、長い間重要な課題でした。ほとんどの学校では、生徒のニーズに対応するためにワイヤレスインフラを改善していますが、クラウドベースのプログラムを使用する管理/教育スタッフに必要な帯域幅も考慮しなければなりません。利用可能な帯域幅がすでに生徒たちでいっぱいのため、管理スタッフがタスクを完了できないという報告は珍しくありません。
  2. サイバーセキュリティ: サイバー攻撃はかつてないほどにすべての組織を脅かしており、学校もこの恐ろしいリスクからは守られていません。最近では、生徒がBYODデバイスに承認されていないソフトウェアをインストールしたり、自宅でデバイスを使用中に不正アクセスを受けるなどして、学校のサイバーセキュリティが侵害された事例が数多く見られます。
  3. 授業の継続性: すべての生徒がモバイルデバイスを使用してすべての授業で最適な学習体験を得るには、常に完全に機能する充電済みデバイスが必須です。しかしながら私たちの経験によると、BYODデバイスが十分に充電されていなかったりOSやソフトウェアに問題が生じたりしたために最大で2割近くもの生徒が授業に参加できないケースもありました。そのためBYODプログラムを採用した学校では、デバイスにトラブルが発生した生徒への貸出用として、完全に充電された予備デバイスを確保することが不可欠です。

予備のデバイスや高品質の充電保管庫 (LocknCharge GIGA 40Joey 40など) を購入するための予算をあらかじめ準備・活用することで、BYODデバイスを使用するすべての学生が常に最適な学習経験を得られるようになります。

正規LocknCharge販売代理店を探す

モバイル機器の利便性を高める最適なソリューションを見つけましょう